広島に行ってきたその１湯原温泉編

以前にブログで書いた「映画館と温泉に行こう」で言っていたように、映画館と温泉に行っていきました。
計画としては、温泉に行って、映画鑑賞の後、広島のうさぎ島(大久野島)に行くつもりでした。
そこで映画の上映時間に合せる為に時間調整がし易い、温泉から行く事に。
うさぎ島に行くには、広島県竹原市のフェリーを乗って行けるので、竹原市の美観地区も観光もするつもりでした。

そして、車のエアコンがぶっ壊れている為、まだ涼しいであろう夜に出発し数時間かけて岡山に有る温泉、湯原温泉に向かったのだけれど、夜出発は失敗でした。
湯原温泉に行くには、2つ位山を越えなければならないのですけれど、街灯がありません。
道が見えないのです。

夜の山道って怪談とかでたまに霊が出る、みたいな話が出て来てきて私も最初は若干の恐怖心がありましたが、その内、事故らないように走るのが必至で、そんなのどうでも良くなってきました。
いたかも知れない幽霊さん気付けなくてごめんなさい。

片側1車線で山道とは言え一応は舗装されていて白線等も有るのですが消えかかっており、うっすらとしか見えない上に山側には排水溝、片側はガードレールがある部分も有れば、崖の部分もあり、道を外れると車が崖に落ちるかタイヤが溝にハマって普通に遭難しそうです。

幸い？他に車は通らないので、車が落ちない様、薄っすら見える白い中央線をまたぎながらゆっくり走れば落ちることは無いでしょうけど、途中で鹿が道路の真ん中で立っており、目が合いました。
こんばんはのつもりでクラクションを鳴らすと立ち去って行き、その後も所々でキツネだかタヌキだかが横切って行きます。

実は、去年の冬にも湯原温泉に行った事が有ったのですけれど、その時は、途中で雪が降りだし何とか到着し、1泊した朝、駐車場が河川敷に有るのですけど、出るには河川敷の割と勾配な坂を上らなければならないのですけど、雪が2・30cm積もっており、勿論、スタッドレスタイヤやチェーンなど付けていなかったので、駐車場で遭難しかけました。
助走を付けて無理やり上ったその後も、フットブレーキをかけると見事に滑るので、ヘアピンコーナーもある山道をオートマのスポーツモード(少しギアがダウンする)やセカンドやローを駆使し、早朝の車の通らない時間帯にエンジンブレーキだけで下って帰ったのですが、その時よりも怖かったです。

冬場に行くのならスタッドレスタイヤかチェーンを付けて行きましょう。
また、靴に雪がしみ込んできて凍傷になりそうな位、足の指が冷たいと言うか痛くなるので長靴も持ってきた方が良いと思います。

何とか、23時位に到着し取り合えず温泉に入る事に、湯原温泉の砂湯と言う所で、無料で24時間いつでも入る事が出来き、混浴なのですけど売店等で女性にはポンチョ的なバスタオルをレンタルできたりします。

お盆休み間近なので人は結構いました。
人が少ない時を狙うなら、シーズンが大きく外れる時期が良いと思います。

温泉質は、新分類法ではアルカリ性単純泉、ph9の強めのアルカリ性なので多分硬水で温度は45℃前後で混じ気のない、源泉かけ流しです。

風呂場の近くに簡単な更衣室があり、河川敷の周辺には飲食店や売店、ホテル、お土産屋さん等がありますが、私が到着したころには売店等は既に閉まっていました。
河川敷のすぐ横と言うか、暖かい川のお湯を岩風呂場に流し込んでいる感じで、3個の岩風呂があり、どうやって調整しているの分かりませんが、それぞれお湯の温度が違います。
河川敷なので蛙が鳴いていたりして風流でもあります。

直ぐそこの上流にはダムの壁が見えて至り、橋が渡っていたりと景色もきれいです。
今は夜なので見えませんが。

計画的には、軽く風呂に入って、寝た後、朝、人がいなければ岩風呂と日の出の写真でも撮ってから朝風呂をゆっくり入って、広島に向かう予定だったのですけれど、ここでと言うか、道中で失敗した事が。
夜出発と言う事で、眠くならない様エナジードリンクのモンスターを飲みながらやってきたのですけれど、カフェインが利きすぎて寝れない・・・
3時間ほど寝ようと頑張ってみたのですけれど、寝れないので、取り合えず、またお風呂に入って日の出を待つことにしました。

1時間ほど入っていると、空が明るくなってきました。
しかし、曇っています。
日の出らしい日の出にはならないので、日の出は諦め岩風呂とかの写真を撮る事にしたのですが、何やら小さい羽虫がたまに飛んでいて、何かに刺された様なチクリとした痛みが、蜂に刺された様な痛みでは無く、蟻とか小さな虫に噛まれた様な微妙な痛みです。
多分、コバエ程度の極小のアブだと思います。

そうこうしていると、太ももや腕、眉上等を数か所、刺され、急いでiPhoneで数枚撮影し、急いで風呂から出ました。
風呂場には、数個の街灯が有るのですが、そこに群がっていた虫たちが空が明るくなった事で、そこら辺を飛び回る様になったのだと思います。

朝5時位なので飲食店や売店も開いていません。
そして、風呂にも入れない状態です。
寝れなかったことも有るので、眠くなる前に早朝から広島に向かう事に。
湯原温泉から映画館の八丁座がある広島県広島市中区まで、下道で5時間ほどかかりますが、観ようと思っている、「こちらあみ子」の上映時間が14時30分頃(後の失敗談へ続く)だったので、時間が余りそうです。

広島に行ってきたその２　八丁座編につづく。
そして、広島に行ってきた、と言うタイトルなのに、岡山県なのはないしょ。