広島に行ってきた その3 映画とうさぎ島編

旅行

8月12日、スタバでニューヨークチーズケーキやカフェラテを堪能した後に、映画館に向かいました。
しかし、映画上映まで1時間あったのですが映画館のあるビルへ、当初、映画館の八丁座は名前から商店街横に有る、映画「サマータイムマシーンブルース」に出てくる様な、こじんまりした映画館を想像していたのですけれど、ビルの8階に有る、都会的な映画館でした。

チケットをカウンターで購入し、映画館に併設されているカフェで、珈琲を飲みながらスマホで電子書籍を読みながら待つことに。
テーブルは私好みの天然木の縁を黒鉄で補強したようなテーブルでゆっくり待つことに。

そして、上映時間が近づいてきたので、再びカフェへ、残念ながらポップコーンが売っていない様だったので、きな粉で出来た丸いクッキーをアイシングでコーティングしたようなものとアイスカフェオレを購入。

座席はそれ程埋まっていなかったので、チケット購入時に真ん中列の少し右側を選んでいました。
座席に付くと、遠すぎずスクリーンを見上げる感じでもなく、良い感じだったのですが、少し経った頃、私の前に大学生風の人が3人が席に着きました。
左側ガラガラで空いているに何故?
幸い3人とも座高がそれほど高くなかったので、それ程観難くなったわけでもないので気にしない事に。

少し暗くなり30分ほど、上映時の注意や他の映画のダイジェストなんかが流れ、更に暗く成った後「こちらあみ子」の上映が始まりました。

子供主演の映画なので、ほのぼのした映画なのかと思いきや、全然違いました。
話前編通して、内容は暗めです。
内容としてほ、広島で暮らす、あみ子の小学5年~中学卒業までの物語なのですけど、少し変わったと言うか、映画では明言されていませんがアスペルガーやADHDと言った感じの子で、平たく言えば空気の読めないと言った感じの子供、あみ子が主人公です。

あみ子のお母さん(父親の再婚相手)が教えている書道教室のある少年に片思いしますが、その性格から距離を取られつつ、同級生からも孤立気味、そして、物語が進むにつれて、その空気が読めない事から周囲からも避けられて行く、と言った感じの物語。

特に完結するわけでもなく、この様な事が起こった、と言った淡々と断片的に垣間見れる、と言った感じの内容です。
映画を観て監督が編集が下手なのかと思い、後日、小説も読んでみたのですが、ほぼ原作通りの内容で、この様に感じ取ってほしいと言った内容では無く、世の中にはこの様な人もいますが、どう思いますか?と言った、観た人読んだ人に委ね、それぞれで感じてください。と言った作りになっています。
なので、映画も小説同様、敢えて、断片的に完結することなく終わっています。

私自身、アスペルガーやADHDの様な人と関わった事が有ると言うか、一緒に働いていたの事も有るのですが、その人はサービス業のバイトさんで、周りは、特に気にしない人、イライラする人、程よく助けを出す人などそれぞれで、私自身も、少し変わっているが基本、嘘はつかないようだし、拘る仕事は、常人以上に丁寧にするのと、客との対面の仕事でも事務的にはこなせていたので、それ程、問題視しておらず、何かトラブルがあり改善が出来なそうなのであれば、対面ではない仕事を振れば良いやと言った感じだったのですが、ある時、良く思っていないバイトさんと言い争いになって、そのADHDっぽい人のフォローに入ったら、逆に私がキレられると言った、愉快なことも有りました。
キレられた理由は話に割り込んだと言うのが、主な理由の様で、イライラしていたバイトさんがキレた理由も、一部の仕事を何回言っても改善しないと言った理由です。

と言った様に、得手不得手が極端なので周りにどの様な人がいるか、どの様な出来事に出会えるかで、生き易さは変わるのだろうなと言った感想です。
これは、アスペルガーやADHDの人だけでは無く、多かれ少なかれ他の人も同じだと思いますが。

「こちらあみ子」での著者、今村夏子さんの原作映画の「星の子」がアマプラで配信されている様なのでこちらもその内観てみたいと思います。

広島県竹原市 街並み保存地区

話は戻り、映画を観終わったころには、16時過ぎでだったで今夜の宿を探す事に、明日は広島県竹原市の竹原港のフェリーに乗ってうさぎ島に行く予定で、少し早起き目で出発したいので早めに探したかったのと、観たかった動画配信も有ったので、今回はラブホでは無くネカフェに泊まる事に、広めの部屋にして食事をして、動画を観て早めに寝て朝9時に出発、1時間半程で竹原市に到着したのですけど、移動中iPhoneを充電するのにダッシュボードの上に置いていたら熱でiPhoneが温まり両方が「高温注意」の表示が出て起動不能に、iPhoneが熱中症になりました。

広島県竹原市 日の丸写真館
広島県竹原市 正方寺

iPhoneが熱中症の為、竹原市の街並み保存地区の場所をGoogle先生に訊くことが出来ないので標識を頼りに行ったのですが大分遠回りとなったみたいで、2・30分歩くことにこの時、11時半ごろになってしまいましたが、何とか到着、そして、取り合えずは街並みの写真を撮る事にし、小さめの清水寺の様な正方寺に続く少し長い階段を上りひと通り撮影したその後に、お好み屋さんのほり川さんで、お好み焼きシーフードスペシャル(シングル1300円)を店内食用に、お好み焼きシーフード(シングル1200円)を持ち帰り用に注文。

広島県竹原市 正方寺 階段
お好み焼き ほり川さん シーフードスペシャル

関西のお好み焼きと違いそばが入っている分ボリュームがあり、シングルと言ってもスーパーで売られている、中華そばの2袋分程ありそうな量で、生地はモダン焼きよりも薄目な感じで、残りが少なくなってくるとテコで切る時にばらけてしまうけど、そば麺は割とコシがあり、あっさり目のソース味でシーフードともよく合い美味しかったです。

お好み焼き ほり川さん 店内

食べ終わった後、散歩がてら町並み保存地区を徘徊しながら写真を撮ったりし、車に戻ったのですけど持ち帰りのお好み焼きをどうするか・・・・
一応、保存用に発砲スチロールの箱は持って来ていたのですけど、むしろこの暑さの中ならダッシュボードに置いて加熱気味にして保存した方が腐り難そうと考えたのですけど、夕方になって中途半端な気温になったら厳しそうなので、迷いつつも無難に発砲スチロールの中に保存する事に。

お好み焼きを待っている間に、フェリーの時間を調べたのですけど、どうも、今日は欠航の様でお店の人にうさぎ島行のフェリーを尋ねると忠海港でフェリーが出ているとの事だったので出発、約20分程で忠海港に到着、駐車場は港沿いなどに有り無料で、お土産屋さんと食堂の様なお店があるのですがお土産屋さんの奥の方の券売機で往復券を購入しました。
確か、往復で740円だったと思います。
また、値段は上がりますが車両ごとフェリーで行く事も出来ます。
そして、忠海港のお土産屋さんで購入できるうさぎの餌が売っており、うさぎを近くで愛でたり撫でたいのなら、うさぎ島では買えない様なので購入しておいた方が良いです。
私は買い忘れていました。

うさぎ島のうさぎ 1
うさぎ島のウサギ 2

実はうさぎ島には以前も行った事が有り、私のYouTubeとTwitterで使っているバナー画像のうさぎの写真は以前に撮ったものです。

で、乗り込む人数が多くて席には座れず、時々、潮が飛んでくるのでカメラに掛からないか、ひやひやしながら2・30分フェリーに揺られ到着、以前来た時には港近くには既にうさぎが待ち構えていたのですけど一帯を見回しても、うさぎはいません。

うさぎ島 港

一瞬、うさぎの生息数が減ったのかと思いましたが、違いました。
暑いからです。
私は以前、うさぎを飼っていた事も有るのですけど、飼育時の適正温度は確か、18~24度だったと思いますが、どう考えてもそれ以上の気温なので、今のウサギは木陰か穴に隠れているのだと思います。
うさぎ島のウサギは野ウサギ(hare)では無く全てペットショップにもいる、アナウサギ(rabbit)で穴の中で集団生活しているので、社会性とトイレ部屋も作るので比較的、人にも慣れやすく飼い易い様なのと、穴で暮らすので気温が高いのは野ウサギよりも苦手だと思います。

なので、中々、うさぎが見つかりません、木陰を探して覗きウサギがいるか確認。
木陰から木陰へとふらふら移動しつつ、日焼け止めを持ってくるのを忘れ炎天下の中、カメラを持ってゾンビの様に徘徊していました。
毒ガス工場跡に続く、山と言うか岡を登っていくと少し、標高が高くなって気温が下がっている為かウサギとの遭遇率も上がってきました。

うさぎ島のウサギ 3
うさぎ島のウサギ 4

うさぎ島(大久野島)には休憩村と言う宿泊施設も有るのですけど、そこの人達なのかウサギが良くいる所にキャベツを撒いています。
おそらく、餌と言うより水分補給のためだと思います。
そのキャベツをもって、ウサギの口元に持っていくと、一口は食べるのですが余り食べてくれないので、忠海港のお土産屋さんで餌を飼っていた方がより、ウサギを愛でる事が出来ると思います。

後、基本、木陰で少し暗めの所にいるので、カメラのシャッタースピードがかなり遅くなるので気を抜くと直ぐに被写体ブレを起こして、ブレブレ写真になりますが、暑つくて余り動き回らないので、一眼レフの様なオートフォーカスの早いカメラでなくとも、SIGMAのDP Merrillシリーズみたいなオートフォーカスのクソ遅いカメラでも充分撮る事は出来ます。

そして、毒ガス工場跡に到着、少し薄暗く廃墟となった毒ガス工場、イメージ的にはゲームのNieR:Automataに出てくる、ビルの廃墟を思い出しました。

うさぎ島 毒ガス工場へ続く道
うさぎ島 毒ガス工場 1
うさぎ島 毒ガス工場跡 2
うさぎ島 毒ガス工場跡 3

島に有る物としては、海水浴場とプール施設、テニスコート、宿泊施設、公園の様な遊具施設などが毒ガス工場跡がある岡を中心にしてあります。
島をグダグダ歩いて周ると約2時間くらいになると思います。
有料か無料か分かりませんが自転車のレンタルも行っている様で、港から宿泊施設の休憩村まで徒歩で2・30分と言ったところです。

後、私が行った時期は、海水浴場の海にクラゲがいる様で海水浴している人はいなかったように思います。
海水浴目的ならもう少し早い時期、ウサギを堪能するのなら秋や春が良いと思います。
涼しい時期ならウサギもその辺で寝そべっていて、穴から出て来るウサギも多いので色々なウサギを観る事が出来ると思います。

うさぎ島 海岸 1
うさぎ島 海岸 2
うさぎ島のMAP

島を1周すると夕方位になっていて、今日中に自宅に帰るつもりだったのと暑さで体力がヤバかったので東屋で休みつつ帰りのフェリーを待つことに。

先にも書きましたが私はウサギを飼っていた事が有ったのですが、ウサギを飼い始めて分かった事は、私が兎アレルギーだった事です。
ウサギを飼い始めてから毎朝、起きた直後は喘息の様になり、朝一番から死の予感を感じていたのですが、仕事に行くと喘息が収まり、帰宅すると喘息が始まるのとウサギに引っ掛かれるとミミズ腫れになる事から、特に検査したわけでは在りませんが兎アレルギーだと発覚、数か月間、死の危機を乗り越え空気清浄機3台を設置し、何とか酷い咳は無くなる様になり、それなりに生活できるように。
1年半ほど飼っていたのですが病気で他界してしまいました。

その様な事を思いだしているとフェリーが忠海港に到着、港から自宅までかなり時間が掛かるので、お土産屋さんをサラッと見回し、自宅に帰る事に。

途中、自宅の風呂のタイルに黒カビが出ていて、カビキラー的な物が切れていたのを思い出しドンキホーテに寄り、カビキラー的な物を購入。

ここで、豆知識。
知られている事かも知れませんが、お風呂のカビを抑える方法で身体や髪を洗い風呂から出る直前に風呂全体をシャワーで洗い流すとカビが抑えられます。
シャンプー等や垢などがタイル等についてそれを養分にしてカビが育つので事前に洗い流しておけばカビが生え難くなるようです。
ですが、たまにシャワーのかかりが悪かった箇所にカビが出来るのでカビキラー的な物を吹きかけ小一時間放置して洗い流せば簡単にカビが消えるので風呂の掃除がかなり軽減できます。

そして、無事に帰宅。
すっかり日付は変わっていました。

今度は、移動も楽でウサギが沢山いるであろう秋にでも広島観光をもう一度したいと思います。

映画館:八丁座
映画:サマータイム・マシン・ブルース
映画:星の子
ひろしま竹原観光ナビ:町並み保存地区の楽しみ方
お好み焼き屋:ほり川
宿泊施設:休憩村 大久野島
フェリー乗り場:忠海港

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