Elgato 4K X ゲームキャプチャの感想

ゲーム

PS5等のゲーム機の映像をTVに映しつつPCにも同時に映してYouTubeなどで配信が出来る機材で、これまでPS5のブロードキャストを使いPS5から直接配信していたのですけど、ボケ気味の解像感や色の滲み動きが激しい場面でのブロックノイズ、色飽和しグラデーションが無くなる事も多く気になっていたので、購入してみました。

37980円とお値段は少しお高めの物ですが、結論から言うと買って良かったです。
ブロードキャストから改善された部分で言うと、ボケ感がかなり無くなって、色の滲みやブロックノイズ、色飽和もほぼ無くなりました。
イメージとしてはゲーム開発会社のPVとほぼ遜色ない位の映像になると思います。

画質以外の所で言うと、OBSstudio等を通すのでブロードキャストでは出来なかったフレームや文字の表示も出来ます。

スペック的には4K最大144fps、1440P・FHDで最大240fpsで表示できます。
ただ、YouTube自体が60fpsまでなのでオーバースペックではありますが、その分安定はすると思います。
また、パススルーと言う機能が付いていてTVに映した物とPCに映像を映した時の遅延が発生しない機能でない場合は、1秒程度遅れて表示されるようですので、PCモニターの応答速度(ボタン入力から実際にに映像として反映される時間)が早い場合はTVよりもやり易くなると言う逆転現象にもなります。

VRRにも対応しています。
fpsが45とか49とか中途半端な時にモニターやTV側がそのfpsに自動調整して映像の動きに引っ掛かる様なカクツキが提言される機能です。
ただ、これもメインで映像出力している、TVやモニターがVRRに対応していないとメイン接続機器が準拠となる為、PS5側で設定が出来ません。
メイン出力がVRR非対応でPCモニターが対応していても、PS5側で設定拒否されるのでVRR機能が使えません。

PCによってはGPU(グラフィックボード)からのUSB-Cと別途通常通信用のUSB-Cが付いている場合があると思いますが、GPUからのUSB-Cに接続した方が動作等が安定すると思います。

使用しているPCのスペックがノートPCで
プロセッサー:AMD Ryzen™ 7 5800H 8-コア/16-スレッド モバイル プロセッサー
オペレーティングシステム:Windows 11 Home, 日本語
ビデオカード:NVIDIA® GeForce RTX™ 3060 6GB GDDR6
ディスプレイ:15.6 インチ FHD (1920 x 1080) 165Hz 300 nits WVA 非光沢 LED バックライトスリム ベゼル ディスプレイ
メモリー:16GB, 8GBx2, DDR4, 3200MHz

という構成なのですが映像自体はそれ程、重たくなく1440Pで配信しているのですが、CPUが20%、GPUが30%、メモリー使用率が80%程で配信出来ています。
このキャプチャーカードと32Gb×2のメモリーも購入していたのですが、PIN262の物でこのPCに合うのはPIN260で現在返品し再度合う物を購入予定なのですが、予想通りメモリーがボトルネックとなっているので64Gbのメモリーを入れたら、おそらくは4Kでの配信も可能だと思います。

現在、試したゲームがPS5(proではない)でステラ―ブレイドとグランツーリスモ7です。
ステラ―ブレイドがバランスモード(fps重視と解像度重視の間のモード)で55~60fpsで映像出力出来ています。
グランツーリスモは、多分、レイトレモードで60~150fps出ています。
何故か、ゲームキャプチャーのスペックを超えていますが、おそらくは瞬間的に出ているだけだと思います。

接続方法としては割と簡単でした。
接続してからの調整の方が大変だった印象があります。

順序
PCへ映像出力や配信する順序としては、まず、PS5の場合は「HDCPを有効にする」と言う項目をOFFにします。
PS5本体設定の「システム」⇒「HDML」⇒「HDCPを有効にする」⇒「OFF」
※HDCP
PS5の場合、自動的に著作権がある映像を配信等の時にカットする機能があるのですがその機能を無効にする仕様の設定です。
色々なゲーム映像が出力可能になる反面、YouTube視聴のYouTubeアプリや動画視聴系のアプリが起動しなくなったり、ゲームソフトのネタバレ配慮区分で自動で映像が表示され無くなる機能が無効になっているので、配信する際は各自でゲームソフトの配信ガイドラインに沿ったルールを把握し配信する必要が出てきます。
簡単に言うと、ブロードキャスト配信時、配信したらダメな所は自動的に非表示になっていたのが、その機能をOFFにしPCでどの様な場面も配信出来てしまうので気を付けないと著作権違反になってしまう事があります。

「HDCPを有効にする」をゲームキャプチャー繋いでTVやPCからOFFにしようとすると、ゲームキャプチャーで制限がかかり両方で画面表示しなくなりますので、最初にOFFにしましょう。
また、全部繋いでONに戻すと同じく画面表示され無くなりますが、その時は設定のカーソル位置が同じところのままなので決定ボタンの×を押せば、1度またはゲームが起動していた場合は確認が表示されるので、もう一度×ボタンを押せばOFFに戻ります。
それでもダメそうな場合は、スマホ・PC・PSポータル等でリモート表示させれば画面の状態を確認できるので、リモートで操作してOFFに戻せば画面表示が戻ります。

なので、再度、PS5等でYouTube等を見る場合は、HDMLケーブルをTVやモニターに直接接続し、「HDCPを有効にする」をONに戻す必要が出てきます。
頻繁に切り替えたい方は別途セレクターなどをPS5本体とゲームキャプチャーの間に入れて、枝分かれさせたHDMLケーブルをTVやモニターの別HDML接続部に接続すれば切り替え作業が軽減されると思います。

その後、各配線接続しYouTubeへの配信設定をしたら配信が出来ます。
拘るなら音声や映像をOBSstudioなどの配信用ソフトで微調整した方が良いと思います。

構成
ゲーム機⇒Elgato 4K X ゲームキャプチャ⇒TV
                   ⇒PC⇒YouTube等配信プラットフォーム

間にゲームキャプチャーを挟むだけの構成でUSB-Cから電源供給されるのでコンセントもありません。
配線関係はHDMLとUSB-Cが付属しているの通常の接続なら追加で購入する必要はないと思います。

USB-CからUSB-Aアダプター(12V / 1.5A(MAX)10Gbps)でPC側のUSB-A接続してみましたが映像出力出来なかったのでUSB-Cでの接続が無難だと思います。
そして無事接続完了し最初にぶち当たったのが音声のノイズ、ブツブツと途切れるて正常に音声が出ない。

そこでWEBサイトを参考に音声設定を変える事にし設定したのですが、どこのサイトを参考にしたのか忘れましたが何とか直りました。
詳しい方がいらっしゃいましたら、コメント等で教えて頂けると助かります。

映像面では環境によって変わるかと思いますが、当初はHDRと言うコントラストが良くなる機能が出力されているのに無効となっていたので、色合いやコントラストなどがTVとの乖離がかなりあったのですが、設定を変えてHDRを有効に出来たので、ちょっとした微調整でTVで映っている映像とそう変わりない状態で表示できるようになりました。

変えた項目は
「解像度」
「FPS」
「映像フォーマット」
「色空間」
「色範囲」
の5項目だったと思います。
環境によっては違うかも知れませんが私が設定している値を載せて置きます。

概ね満足できた商品なのですが、あえて気になる点をあげるとしたら、YouTubeで配信した時点で映像の圧縮があるので、OBSstudio等で表示されている映像と配信で見る映像に若干の相違があります。
少しですが、色の滲みが出ています。
ゲームキャプチャーの問題ではなくYouTube側の問題だと思うのでしょうがない部分だとは思いますし、4K配信にしたら大分解消されるかとも思います(4K配信してFHD表示にした場合も綺麗になる)。
OBSstudioのみで映像表示は出来ているのですが、もしかしたら、Elgatoの標準表示ソフトが必須かもしれません。
そのソフトが重い、フリーズし易いと言うのが不便な所があります。
また、海外のメーカーなのでヘルプページ等が日本語表示出来るものの英語基準になっているので使いづらい分かり辛いと言うのがありますので、検索してた方が分かり易いのでもう少し、何とかして欲しい感じはします。

下のステラ―ブレイドの動画は左がPS5でブロードキャスト配信の物と右がPS5でElgato 4K Xを通して配信した物です。
同じボスで同じ背景、同じムービーシーンなので分かり易いと思います。
比べてみるとすぐに画質の違いに気付くと思います。
キャラクターの色飽和とか背景のブロックノイズ、早く動く場面の色の滲みなど、ステラ―ブレイドは体力ゲージが敵味方共に細かい表示になっているのでブロードキャストの映像では形が崩れるようにも見えたりします。

もうひとつ下はグランツーリスモ7の配信動画です。

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