原作漫画: AKIRA 1988年公開 アニメ邦画 SF 哲学 アクション 2時間4分
【Amazonあらすじ】
「2019年のネオ東京。ある夜、金田をリーダーとするバイクの一団のメンバー・鉄雄が負傷した。彼は突如現れた軍用へリでラボに運ばれ、不思議な力に覚醒する。一方、街ではゲリラたちの銃撃戦が始まる中、謎の軍用兵器「アキラ」の覚醒が予言される。暴走する鉄雄と、鉄雄を取り戻そうとする金田の戦いが始まった! (C)1988マッシュルーム/アキラ製作委員会」
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| 監督 | 大友克洋 | |
|---|---|---|
| 脚本 | 大友克洋 橋本以蔵 | |
| 原作 | 大友克洋 『AKIRA』 | |
| 製作 | 鈴木良平 加藤俊三 | |
| 出演者 | 岩田光央 佐々木望 小山茉美 石田太郎 鈴木瑞穂 玄田哲章 大竹宏 | |
| 音楽 | 山城祥二 | |
| 撮影 | 三澤勝治 | |
| 編集 | 瀬山武司 | |
| 制作会社 | 東京ムービー新社 | |
| 製作会社 | アキラ製作委員会 | |
| 配給 | 東宝[1] |
| キャラクター | 日本語版 | 英語版 | 英語版(DVD版) |
|---|---|---|---|
| 金田 | 岩田光央 | カム・クラーク | ジョニー・ヨング・ボッシュ |
| 鉄雄 | 佐々木望 | ジャン・ラブソン | ジョシュア・セス |
| ケイ | 小山茉美 | ララ・コーディー | ウェンディー・リー |
| 敷島大佐 | 石田太郎 | トニー・ポープ | ジェーミソン・プライス |
| ドクター(大西) | 鈴木瑞穂 | ルイス・ルメイ | シモン・プレスコット |
| 竜 | 玄田哲章 | スティーブ・クレイマー | ロバート・ブッフホルツ |
| 根津 | 大竹宏 | トニー・ポープ | マイク・レイノルズ |
| マサル(27号) | 神藤一弘 | ボブ・バーゲン | トラビス・ウェイバー |
| タカシ(26号) | 中村龍彦 | バーバラ・グッドソン | コディー・マッケンジー |
| キヨコ(25号) | 伊藤福恵 | メローラ・ハート | サンディ・フォックス |
| カオリ | 淵崎有里子 | バーバラ・ラーセン | ミシェル・ラフ |
| 山形 | 大倉正章 | トニー・ポープ | マイケル・リンジー |
| 甲斐 | 草尾毅 | ボブ・バーゲン | マシュー・マーサー |
| ミヤコ | 北村弘一 | スティーブ・クレイマー | ウィリアム・フレデリック・ナイト |
| 取調官 | 池水通洋 | ボブ・バーゲン | スティーブ・ステイリー |
| アーミー | 荒川太郎 田中和実 | スティーブ・クレイマー | カート・P・ウィンバーガー |
| 崎山技師 | 加藤正之 | ||
| 春木屋店長 | 秋元羊介 | ボブ・バーゲン | ジョン・スナイダー |
| 渡辺 | 荒川太郎 | ジャン・ラブソン | スキップ・ステルレッヘト |
| 竹山 | 平野正人 | ジャン・ラブソン | エディ・フライアーソン |
| 桑田 | 岸野幸正 | ボブ・バーゲン | ジョナサン・C・オズボーン |
| ゲリラ | 平野正人 | ウォーリー・バー | マイケル・マコノヒー |
| 島崎 | 岸野幸正 | トニー・ポープ | ロバート・アクセルロッド |
| 高場 | 二又一成 | ||
| ミヤコ信者 | 塩屋浩三 | ||
| 少女A | 藤井佳代子 | ララ・コーディー | ジュリーアン・テイラー |
| 少女B | 豊島まさみ | ジュリー・フェラン | パトリシア・ジャ・リー |
| 少女C | 大野由佳 | バーバラ・グッドソン | ダイアン・ディロサリオ |
| 最高幹部会議員 | 北村弘一 岸野幸正 加藤正之 平野正人 荒川太郎 池水通洋 | ルイス・アークエット カム・クラーク ルイス・ルメイ バーバラ・グッドソン スティーブ・クレイマー ジャン・ラブソン ボブ・バーゲン | マイケル・フォレスト ピーター・スペロス ダン・ロルジュ ボブ・パーペンブルック マイケル・ソリッチ ダグ・ストーン ポール・セント・ピーター クリストファー・キャロル |
| その他 | 小林通孝 梅津秀行 稲垣悟 |
『AKIRA(1988年の映画)』のスタッフ・キャスト情報(出典:Wikipedia「AKIRA (1988年の映画)」、2025年9月25日取得)
感想
古き悪しき昭和の時代の雰囲気を残した、サイバーパンク的要素を含んだSFアニメ映画。
昭和時代に有った、学生運動の小規模なテロ活動を過激に表現した様な、そして改造バイクで走りまくる暴走族、政府や軍の隠蔽疑惑、パワハラなど昭和時代の悪しき文化、情勢を盛り込み、SFアクションに落し込んだ様な復興後のネオ東京に残る世界感を描いた作品。
以前にも何回か見た映画なのですが、たまにアーカイブ等で見る個人?VTuberさんの天硝路ろまんさんと言う方が、同時視聴していたので、これもアーカイブですが、また観る事にしました。
グランツーリスモ7等も実況プレイしていて、素直な表現で、色々な要素を含んでいながら端的に抽象化しつつも明確な表現をする方で、宝鐘マリンさんや兎田ぺこらさんにも通ずるようなゲーム内での率直なツッコミでGT7の実況プレイで初めて面白いと感じたVTuberさんだったので、同時視聴でも面白いだろうとみてみました。
予想通り、感想や表現方法は面白く、自分とは違う視点を持っているのも面白かったです。
映画自体の感想としては、現在のデジタル作画と同等もしくはそれ以上のクオリティ、軽快なセリフや臨場感や迫力のあるアクション、徐々に哲学的になって行くストーリーで、内容自体を詳細に把握しなくても十分楽しめますし、考察を深める事でより楽しめる映画だと思います。
ちょっとしたグロ要素があるものの、少し見ていくと誰でも慣れる程度の表現かと思いますので、中だるみの無いストーリー構成で軽快なセリフ回し、現在の万人受けを狙った、分かり易く説明的な映画とも少し違う、全体としてはしっかり面白く作られ、ラストは視聴者に委ねる感じの所も面白いと思います。
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まだデジタルではなく、セル画時代の古いアニメ映画ですが、クオリティは現在のデジタルで描いたアニメ映画と引けを取らない所か勝ってすらあるクオリティ。
特にセル画で描いているからすごいとは言いたくはないですが、アニメでありながら生々しい表現方法や当時としては斬新だったリップシンク表現、バイクのテールランプが薄っすら残る網膜残像表現などで、決して写実的では無いものの、それとは違ったリアル感や臨場感がありました。
ストーリー全体としては、テンポよく軽快に進みSFでありながら哲学的でもあります。
映画が始まり、いきなり東京崩壊の映像の後、暴走族の抗争、ひょんなことから主人公、金田と仲間たちそして、同じく仲間であり児童施設時代からの幼馴染の1人、哲雄が軍に拘留されてしまう。
復興を成し遂げたネオ東京はまだ、落ち着かずテロなどもあり、その困難の中なので直ぐに解放されるが、哲雄だけがとある実験施設に送られ、そこで徐々に驚異的な超能力に目覚め哲雄の暴走が始まる・・・と言った物語。
全体のテーマとしては超能力を通しての物質エネルギーや宇宙の神秘と言う物を描いている。
人間も動植物も、その他の物、物質全ては結局の所、地球の一部、そして宇宙の一部、全体が宇宙であり、個々が宇宙であるとも言えます。
人間や動物が一生を通して行う行動エネルギーは膨大なエネルギーとなり、そのエネルギーはどこから来てどの様に影響されていくか、砂粒ひとつにもエネルギーが存在しますし、実際、現代技術では不可能ですが理論上でパチンコ玉1個のエネルギーをロスなく全て解放した場合、広島原爆の4倍程度のエネルギーとなります。
人間一人分の質量や外部から取り入れた質量、エネルギーを開放した場合、どうなるのか、と言うのが超能力として表現されています。
人間の体重が55Kgとしてパチンコ玉の重量が5.5gなので凡そ1万倍のエネルギーがあると言えます。
ChatGPTで計算して貰った結果では体重55Kgの人間のエネルギーをロスなく開放した場合、直径数Km の火球で周囲が完全に蒸発し、数百Kmに渡って衝撃波、地震や津波で殆どの生物が死滅するようです。
映画終盤では、超能力をコントロール出来なくなった哲雄は徐々に周辺の物質と融合しはじめ、巨大化最終的にはエネルギー膨張を抑えきれなくなり、周囲を破壊、吸収しながらやがて別次元の宇宙が誕生し消滅と言う終焉を迎える。
これも理論上ではあるけど、様々な条件下で量子同士を光速に近い速さで衝突させると微小で直ぐに消滅するブラックホールが出来るとも言われていますし、この世は3次元ですがより高次元の4次元以上は宇宙の外、マクロ側ではなく、量子レベルのミクロ側に高次元があるとも言われていますので、ちょっとした変化で膨大なエネルギーが放出される事もあるのかも知れません。
宇宙論や物理学的な物に興味がある人には、アクションとは別に楽しめると思いますし、それらに興味が無くても、話全体の流れやアクション面でも派手なので充分に楽しめると思います。
主要な登場人物はそれ程、多くは無いので全体の流れは掴み易いのと、登場人物たちの軽快な言い回し、テンポよく進むストーリーで中だるみなく楽しめる映画だと思います。
ただ、上記に書いたように消滅して一時的な平穏と言う終わり方なので、一見、結局何だったのか?と言う疑問が多く残りそうではありますが、物質本来のエネルギーを加味して考えれば、ほぼ説明の無い超能力に説得力が生まれてもいますし、謎が残っているものの綺麗に終わったともいると思います。
アクション面もぬるぬると動くコマ数の多い映像なので臨場感がかなりあるのと、哲雄はさて置き、主人公も含め他の登場人物も等身大の身体能力、思想感があるのですんなりストーリーに入り込めると思います。
関連サイト
天硝路ろまん:天硝路ろまん【StellArt.】 – YouTube
天硝路ろまん/AKIRA同時視聴:【同時視聴】完全初見で劇場版アニメ『AKIRA』を観る!!【天硝路ろまん / StellArt.】 – YouTube






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