Steam版のAssetto Corsa Competizione(以下:ACC)を購入して、約30時間プレイしたので感想を書こうと思います。
まず、前提として私は車には詳しくありません。
主要車メーカーがわかる、フェラーリとランボルギーニの違い位は車を見てわかる程度です。
当然、車のセッティングもほぼわからないので、前輪に車重が乗るセッティングにすれば曲がり易くなるだろうと言う適当、ニュアンス的に出来る程度ですACCに関しては、全くセッティングしていませんし、タイヤすら変えていません。
そして、参考としてカーシミュレーションゲームとしてやった事のあるグランツーリスモ7(以下:GT7)との比較が主になると思います。
また、どちらも、ハンドルコントローラー(以下:ハンコン)ではなくゲームパッドでのプレイしています。
グラフィック面と言いたいところですが、まずは操作性から。
ACCはGT7と違い設定変更しないと、ハンドル操作がかなりピーキーで各アシスト機能を外すと、おそらくまっすぐ走らないと思います。
少しハンドルを切っただけで、曲がり過ぎてそのまま、パワーに負けてスピンすると思いますので、ACCでの操作設定とアシスト機能としては以下の様にしています。
操作感
アシスト設定
トラクションコントロール 1/10 (タイヤの空転を検知してスピンし難くなります。数値が大きい程効果大、半面加速力が若干低下する)
ABS 5/10 (ブレーキが利かなくなるタイヤロックがし難くなる。半面若干停止まで時間がかかる)
ステアリングアシスト 無効 (有効でスピンしない様にハンドル補正される機能)
コントローラー設定
デッドゾーン 15% (コントローラーの遊びの幅)
スピード感度 75% (%が大きい程、車速が早くなるほどゆっくりハンドルが切れる)
ステアリングフィルター 80% (%が大きい程、ハンドルの回転が遅くなる)
ステアリング速度 100% (%が大きい程、瞬間的なハンドル操作のスピードが遅くなる)
ステアリングガンマ 2.5 (数字が小さい程コントローラー操作に対してハンドルの振れ幅が大きくなる)
と言う、設定にしています。
とあるWEBサイトの参考にさせて頂きました。
コントローラーの設定はこれで、GT7と似た様な操作感になると思います。
GT7でも言えますが、それでも、ハンドルの切れ角やアクセルワークを微調整しながら操作しないと簡単にスピンします。
GT7との違い
コントローラーの設定は似た様な状態に出来たので走ってみた感じでの違いですが、ACCの方が若干、グリップ力が強く感じます。
特にスピードを出して曲がる際のタイヤの滑り出しが遅く感じますので若干スピンし難いと思いますが、その反面、コース外に外れて芝や砂を踏むと、GT7よりも滑りやすい気もします。
また、GT7よりも縁石(カーブの端にある白赤の物)の勾配が強いのか、踏むと車が跳ねる度合いが高い気がします。
車が跳ねて操作不能になったり、車重の偏りでのスピンする度合いがACCの方が高い気がします。
平面的な縁石はどちらも変わらず普通に走れると思いますが、ACCでは基本的に縁石を踏まない方が無難です。
乗っても大丈夫な縁石だけを見つける方がスピンの確率は格段に減ると思います。
車種の違い
こちらはGT7の方が圧倒的に多いのが残念ではあります。
GT7は市販車からレーシングカー、F1、架空/半架空のコンセプトカーまで揃っているのに対し、ACCはレーシングカーGT1~GT4やF1の車しかありません。
ただ、実際のレースで走った車のセッティング状態や見た目のステッカー等を再現した車が多く収録されています。
そして、大きな違いとしては、ACCは標準購入時はGT3クラスの車しか選べませんのでセットになった物を予め購入するか、別途DLCで購入する事で使用できる車種が増えます。
GT7は基本的には買い切りで、ほぼ全ての車が使用できます(ゲーム内通過で購入の必要あり(ゲーム内通貨はDLCでも購入できる))
車のクラスとしてはこの様な感じです(GTはGT7でのGrに相当)。
F1 完全レース用車、凄く早く凄く曲がる。コンビニに行けない位車高が低い。
GT1 市販車をベースにレース用にかなり強化した車、操作感は難しい。
GT2 市販車をベースにレース用に割と強化した車、操作感は少し難しい。
GT3 市販車をベースにレース用に、そこそこ強化した車 操作感は標準的。
GT4 市販車をベースにレース用に、少し強化した車 操作感は割と簡単かも。
追加DLCを購入しないとGT3クラスの車しか使用できませんが、そこそこ早く、そこそこダウンフォースも期待出来るので、総合的には一番乗り易いのかも知れません。
グラフィックの違い
一見としはACCの方がコントラストが強めでくっきりしているので綺麗に見える感じですが、空気感があるのでGT7の方が綺麗だと思います。
ただ、PC性能の関係でグラフィックを落しているので、上限設定の場合どちらが良いか分かりませんが、車の影表示が若干雑に感じました。
路面等の条件によって影が表示されたり消えたりする事があります。
影が消えると、車が浮いている様に見えるので結構重要な点かも知れませんが、これも設定次第で、もしかしたら改善されるかも知れません。
レースを終えて、そのレースを再生する機能はACCにもGT7にもありますが、カメラワークや構図などはACCの方が簡素に感じます。
こちらは、GT7の方がタイヤからの構図や真上からの構図など多彩でカメラの動きも大きくスムーズなので、ACCもこの辺は改善して欲しいですね。
音声の違い
音声と言うか、エンジン音やタイヤのスキール音等はACCの方が圧倒的に良いと思います。
エンジンの回転音や金属がすれる音など、多重に音が鳴っている気がしますし、ギアシフトのアップ、ダウンに対しての連動感も強い様に感じます。
ギアシフトなどをエンジン音で判断するので、臨場感以外にも結構重要な点だと思います。
スキール音はACCの方が少な目で、GT7は少し大げさな感じです。
ACCの場合は完全にタイヤのグリップ力が無くなり滑り出すと、ズズズと言う様なタイヤの回転が止まり引きずっている様な音になるのでタイヤの状態が把握し易いと思いますので、カーブでの曲がり角の判断やブレーキの強さなどの調整はし易いと思います。
UI/HUD周りの違い
こちらはGT7の方が圧倒的に見やすいので、ACCは改善して欲しいですね。
特にレース後のリプレイ再生時の表示項目が無駄に幅を取っていたり、スピード表示とラップタイムが同時表示出来なかったり、ラップ経過時間の表示が無かったり、自車や他車の表記表示等が無い等、かなり簡素に思えます。
GT7はe-sportsを意識して作られているゲームなので、直感的に把握できるHUD周りですので、見習ってほしいですね。
ゲームモード選択UIや動線はACCの方が分かり易いかも知れません。
GT7はシングルプレイやオンライン対戦レース、車の購入等々、各アイコンを選択する形ですが、ACCはキャリアモード、シングルプレイ、設定など選択項目が少なく、そこから詳細な選択も出来ると言う感じなので、数回の操作で別のモードに切り替えが可能ですが、そこからの項目の選択も簡潔に出来る気がします。
総合的な感想
ピンポイントなレースゲームとしては、音も車の挙動等もリアルでレースをしている感じで、良い気がするのですがシミュレーション感が強いので、所々、粗がある感じがします。
そして、ハンコン前提の初期設定など、GT7よりは柔軟性に欠ける気がします。
ただ、他のレースゲームでも通用すると言うかACCをベースにすれば練習にもなりますし、応用も利くようになるので、レースゲームが好きなら購入しても損はないと思います。
ただ、基本価格が高めな上に、有料の追加車種や追加コースばかりなのでセール時を狙って購入するのが良いのかなと思います。
今回、私の場合はゲーム本編が1000円位、ニュルブルクリンク24Hコース(以下:ニュル24)と鈴鹿サーキットで1000円程だったと思います。
徐々にコースや仕様車種も購入すると思いますが、取り合えずはニュル24コースと鈴鹿サーキットを練習しつつキャリアモード等をこなしていこうかと思っています。



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