映画を観る。 グッドフェローズ

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1990年公開 洋画 マフィア・サスペンス・実話

【Amazon あらすじ】
「大物ギャングポーリーのアジトで育ったヘンリーは、物心ついた頃からマフィアに憧れていた。やがて念願の”グッドフェローズ”の仲間となり、犯罪を重ねていく。実話を基にしたマフィアたちの友情と裏切りの物語。 Rating PG-12 (C) 1990 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.」

映画スタッフ・キャストを開く

コンテンツ警告
暴力, 薬物の使用, 飲酒, 喫煙, 性的なコンテンツ

監督:マーティン・スコセッシ
出演者:
ロバート・デ・ニーロ
レイ・リオッタ
ジョー・ペシ

感想
主人公ヘンリーのマフィア人生と転落を描いた実話を基にした映画、チップ的に警察に賄賂を渡しマフィアが幅を利かせていた時代で、組織が大きくなっている分、人間関係も複雑になっています。

ヤクザ映画にあるドンパチがある様な派手さやカッコよさと言う物はありませんが、群像的な物が足りやマフィアがどの様な生活を送っているのか等の描写も細かく描かれていて、現在とは違う物の現実味があり、サスペンスやアクション映画とは違った、静かな緊張感がある映画となっています。

ネタバレ感想を開く

1970年代のアメリカの実話に基づいたマフィア映画、主人公ヘンリー・ヒルのマフィア界での生活とその破滅の人生を描いた作品となっています。

実話が元だからか、海外のマフィア映画の多くがそうなのか割りませんが、日本のヤクザ映画とは全く違います。
日本のヤクザ映画は暴力性だったり、抗争がメインだったりよく言えば派手、悪く言えば暑苦しい話の物が多いですが、この映画の流れとしては、どの様な仕事や犯罪で稼いでいてどの様な生活をしているのか、そして、マフィアファミリー内でどう立ち回るかと言うのがメインとなっています。

基本的には銃撃戦や派手な暴力描写は少なく、犯罪をして誰かのミスがあれば、速やかに処理をすると言った感じで、笑顔で会い冗談を交えて会話を交わし計画通りに事務的にこなす。

また、アメリカのマフィアなので人種と言うのも、話に大きく関わって来る主人公ヘンリーや兄貴分であるジミーはアイルランド系の人種なので構成員的な物に慣れても、日本ヤクザで言う所の組みを持つと言う様な幹部ファミリーにはなれない。

主人公ヘンリーは初めマフィアの手伝い程度から始まり、やがて正式にファミリーの一員となって行く、仕事や犯罪は順調でファミリーの中でも一目置かれるようになって行くもののやがて、ファミリーでのタブーとされている、麻薬の売買にも手を出し、大きな現金強盗にも手を出していくが、仲間の一人が現金輸送に使ったトラックの処理を酔って警察に見つかってしまう所から、崩壊し始める。

ジミーは、警察からの疑いやメンバーへの取り分の分配などから、メンバーの多くを殺していく。
強盗疑惑自体は落ち着付いた後、ヘンリーと同期であるトミー・デヴィ―トが幹部になれるとの連絡がある、アイルランド系で幹部にはなれない、ヘンリーとジミーとしては仲間内から幹部になれると言うのは大きな起点であったが、それは口論から幹部を殺し埋めてうやむやになっていたと思っていた事への報復をする為の罠でもあった。

幹部ファミリーの一員となるチャンスが無くなったヘンリーとジミーは更に麻薬・銃の売買を大きくしていくが、やがて警察からの監視が厳しくなるなか、ヘンリーが捕まってしまう。

保釈金で保釈はされた物の、ファミリー幹部のポーリーや兄貴分であるジミーからの口封じを恐れ、警察に司法取引を持ち掛ける、と言った物が足り。

人間関係やそれぞれの立ち位置、微妙なバランスで保たれているので、常に緊張感があり更に実話ならではの先の読めない展開が面白いです。
笑顔で接している仲間から5分後には殺されるかも知れない、と言うのが主人公を通して伝わっても来ます。

そして、1970年代の時代背景も描かれているので、人生ドラマとしても群集劇としても楽しめると思います。

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